2017年5月28日日曜日

【陰隲録】功過格表79 道場するなら金よこせ 三十善 無法者を教化しよう③







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その事例が、他の閲覧者様の、新しい積善改過の参考となり、
そしてそれが、さらに陰徳になるという、好循環のスパイラルです。

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功格五十条(善行のプラス50項目)
・善行の結果として、お礼の金や物品を受けた物を除く

三十善に相当する

◯一人の非為人を勧化し行いを改めしむ。







【ギブミーマネー】


人のふり見て我がふり直せという言葉通り、
基本、他人にあまり干渉することなく、自分の向上を高めようというのが、古来からの教えです。

しかし、因果応報の原則は、自分の成功は陰徳が無ければ失敗することを教えています。
変な話ですが、俗世間の出世や事業などと一緒で、精神世界の修行も、陰徳がなければ成就出来ません。

地獄の沙汰も金次第という言葉がありますが、俗世間も出世間も、成功するには金(陰徳という通貨)が必要なのです。

全く、世界はせちがらいですね。

金(陰徳通貨)!
(陰徳通貨)!!
(陰徳通貨)!!!

と、(陰徳通貨)が全ての世の中です。

所詮、全ては金(陰徳通貨)なのです。

唯物論、唯心論、唯識論と色々な世界を構成する唯一絶対の真理を表す論はあります。

ここに、豊河は新たに新説を追加したいのです。
唯金(陰徳通貨)論と。
※発音しにくいわ!

金こそ全てなのです。
金こそアルファにしてオメガなのです。
金しか見えない
金がいなければ我々はいないのです。

金こそ王なのです。
金こそ万軍の主なのです。
金こそ常勝不敗の将軍なのです。

つまり、金の将軍様にして主席なのです。



【免罪符】


無法者を教化する話が、なぜか世界の無法者国家の独裁者を賛美する方向に脱線してしまいましたが、
しかし、冗談抜きで、この、
「精神世界は、金(陰徳通貨)がいる」
「神仏は、金(陰徳通貨)をご入用とする」
というのは、結構、マジな話です。

精神世界が詐欺ビジネスで欲得まみれという社会的な意味ではありません。
目に見えない神仏は、どういうわけか、かなり金を要求するのです。

この話は、私は始め聞いた時、はじめ銭ゲバ坊主神職や霊能者のヨタ話かと思っていました。

しかし、その後、あちこち見聞きするうちに、どうもこの変な話は、本当らしいと思うようになりました。

なぜ神や仏が金がいるのか?
本来、そういうものを拒否する側では無いのか?
強欲宗教家のプロパガンダではないのか?
免罪符の否定こそが近代宗教の幕開けではないのか?

その理論背景はどうも、次の感じです。



【道場するなら金よこせ】


①単純に神仏が現界に影響を与える場の整備として金がいる。

要するに、神社仏閣がこの世にある以上、建築維持費として、どうしても予算がいります。

天から人間に語りかけるだけなら別に予算はいらないのですが、人が集まってくる神殿には金がいります。
修業の場としての道場の形成維持としても同様です。

神殿インフラがあるのと無いのでは宗教は集客率が段違いです。
伊勢神宮やメッカを見てみればこれがわかると思います。

例えば、ユダヤ人の悲願は今でも、イスラエルの約束の地に第三神殿を形成することです。

ちなみに、そこはイスラムにとっても聖地なので、岩のドームが立ってます。
もちろんユダヤにとっては邪魔以外の何者でもないので、いずれユダヤ人はここを破壊して神殿を立てることが目的です。

そうなったらもちろん、イスラムとユダヤのハルマゲドンになると言われています。
ほんと宗教キチガイって嫌ですね。

で、神仏はどうも食物連鎖で人間よりも上位の捕食者で、人間の感情を食っている生き物の可能性があります。

効率よく、餌を摂取するには、人間が下位の生物にやっているように、信者を範囲を区切って飼育することです。
神は我らの羊飼いというのは、比喩ではなく単純な事実なのです。

まあ、要するに、神殿を形成維持するために、どうしても金がいります。
神が取引として金を寄越せというのは、当然です。

で、二番目以降の理由ですが、
また長くなったので、次回に回します。



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